ホームページの基本
今週は、HPの作成に欠かせない「ホームページの基本」を解説します。これまでHP作成ツールを使ってHPを作成していた人も、これを機会に「ホームページの基本」をマスターしておくとよいでしょう。自分でも自由自在にホームページを作れることを実感できると思います。

→ HTMLとタグ
 
ホームページは、HTMLファイルと呼ばれるファイルを中心に構成されています。このHTMLファイルの正体は、単なるテキストファイルでしかありません。つまり、Windowsの「メモ帳」やMacintoshの「シンプルテキスト」でHPを作成することも可能なわけです。通常のテキストファイルとHTMLファイルの違いは、『文章内にタグが記述されているか?』です。タグとは、文字のサイズや色などを指定したり、リンク先を指定するなど、HPの書式を表すもので、<タグの名前>〜</タグの名前>を一つの組とします。たとえばHTMLファイルは、「HTML」タグで始まり「/HTML」タグで終わります。なお、タグは全て半角英数字で記述するようにしてください。
▼HTMLファイルの基本構成
<HTML>
  ・
  ・
  ・
(ホームページの内容)
  ・
  ・
  ・
</HTML>

→ HEADとBODY
 
「HTML」〜「/HTML」タグの間に記述するホームページの内容は、大きく分けると「HEAD」と「BODY」の2つの領域に分類できます。「HEAD」はHP名やHP全体の設定などを指定する領域で、「HEAD」〜「/HEAD」タグの間にその内容を記述します。いっぽう、「BODY」は実際にブラウザに表示されるHPの内容を記述する領域で、「BODY」〜「/BODY」タグの間に内容を記述します。つまり、HTMLファイルの基本的な構成は、以下のようになるわけです。
▼HTMLファイル内のHEADとBODY
<HTML>

<HEAD>
  ・
  ・
  ・
(HP名、HP全体の設定など)
  ・
  ・
  ・
</HEAD>

<BODY>
  ・
  ・
  ・
(ブラウザに表示される内容)
  ・
  ・
  ・
</BODY>

</HTML>


→ タイトルの入力
 
それでは、実際にHPを作成してみましょう。今回作成するのはHP名です。HP名は「HEAD」の領域に、「TITLE」タグで挟んで記述します。試しに以下のようなHTMLをテキストエディタで記述し、HTML形式(拡張子を「.htm」または「.html」に指定する)で保存してみてください。保存したHTMLファイルをダブルクリックすると、ブラウザの上部に「初めてのホームページ!!」というHP名が表示されるのを確認できると思います。このように、HPは自分で自由に作成していくことが可能です。今回はHP名だけでしたが、次回以降の講座では実際のHP部分の作成方法も順次紹介していきます。ご期待ください。
<HTML>
<HEAD>
  <TITLE>初めてのホームページ!!</TITLE>
</HEAD>

<BODY>
</BODY>

</HTML>


PCpylg}Wz O~yz Yahoo yV NTT-X Store

z[y[W NWbgJ[h COiq [ COsI COze